Qua Stationを汎用サーバーにしてみる

#####更に追記#####

KDDIの方にご指摘を受けたのできちんと明記しておきます。

改造した無線機を使うのは

きちんとパターンカット等を施しましょう。

ハード構成を調べたので参考にしてください。

Qua Stationのハードウェア構成

https://qiita.com/m10i/items/f3e4de388ecac4b67046

 

#追記

ネイティブでArch Linuxを動かすことにほぼ成功しました

合わせてお読みください

Qua StationにArch Linuxをインストールする(ほぼ完成)

お久しぶりです。今回、後輩を誑かしてUSBチューナーを買わせるという下りでふっとQua Station録画鯖にできるんじゃね???と思いついてしまったのでやってみました。どうでもいいですが見た目も素晴らしいしHDD入ってるしで有線ついてないのを除けばマジで録画鯖になるべき子な気がします(

まずは内部にアクセスする手段です。ちょっと探すと速攻でシリアルが見つかります。しかも無制限なrootアクセスまであります….

ES品かな?(震

※友人からTXとRXが逆だという指摘を受けました。注意してくださいまじかょ

ボーレートは115200bpsです。

いろいろ覗いてみた結果、スペックは以下のような感じでした

ストレージ 1TB SATA HDD(データ用) + 8GB eMMC(システム用)
OS Android 6.0 engビルド
CPU RTD1295(Coretex A53*4)
メモリ 2GB
カーネル Linux localhost 4.1.17 #5 SMP PREEMPT Fri Mar 10 04:03:53 CST 2017

なかなか高スペックです。しかもシリアルの時点で察してましたがガバガバです。ぜひ買ってみてほしいです(

 

で、こいつをサーバーとして動かすにはまずWi-Fiをクライアントとして繋げる必要があります。デフォルトではhostapdがQua_station-*というAPを飛ばしています。最初止めないといけないのかなぁとかってかなりいろいろ試したのですが、結局普通に

https://github.com/bitweft/android-settings-manager

これを使ってアクセスポイントを追加するだけでした。アクセスポイント止めるのにクッソ苦戦してたのに止めなくていいとは…

多分wlan*-vxdとwlan*で別れてるので競合しないんでしょうねえ…

ついでに共存してくれる上に同じブリッジで動くおかげで中継機になります。やはり使える子です。

 

ここまでくればネットに自由に繋げれます。しかしOSがAndroidなので鯖には全く向いていません。

ということで昔使ってたLinux on Androidみたいにchrootでdebianを動かすことにしました。

適当なVMを用意して

の通りやりました。stretchに変えるだけで動きます。

インストールが終わればeMMCの空き容量ギリぐらいのimgを作ってext4でフォーマットしてcp -a でコピーします。

debianの中にインストールした時用です。

あとはwgetなりUSBメモリなりでQua Stationにコピーしたあと、シリアルコンソールでchrootしてみます

僕が使ってる起動スクリプトはこれです

とりあえずdebianが動くはずです。ですがネットに繋がりません。

ググったらドンピシャなことが書いてありました

https://unix.stackexchange.com/questions/321491/android-chroot-networking-issues

この通りやると動きます。次、debian環境を自動起動させます。ついでにデフォで動いてるhttpd,sambaなども止めます。

とりあえず/system/bin/initgpio.shが起動時に実行されることがわかってるのでこいつに起動スクリプトを実行するように付け足します。

付け足したあとがこちら

ここを参考にさせてもらいました。

/data/local/userinit.dの中身は

こんな感じです。

debian上でsshサーバーを走らせているのですが、やっぱりAndroid側にもアクセスしたいということで

telnetを動かしています。ssh上でtelnet 127.0.0.1 3333すれば繋がります。

また、chrootで実行しているdebian側のinit.shは

こんなかんじです。

こんな感じにしてれば

sshからもアクセスできてnginxも動いたりと完全にただのarmなdebianサーバーになります。

僕のQua StationはHDDが入ってないので何もしてませんが使いたいならLinux側にマウントする必要があると思います。

ちなみに、個人的に見どころがあるのは

/system/bin/と/*.rcです。

 

あとで書くと思いますが、

HDUS(というかFS100U)の動作もできたのでほんとに録画鯖になりました(

Qua Stationを汎用サーバーにしてみる” への4件のフィードバック

  1. 参考にさせていただき、シリアル接続でログが流れて来るのですが
    Tera Termの窓の左下で白い四角が点滅して
    待っていても進まない状態です
    電源ボタンを短く押すと押したというログが流れるので
    フリーズでは無さそうです
    キーボードを押しても画面上で反映されず手詰まりになっております
    ファームがSHG0001W-D111.6.206でした
    はるろいどさんのお持ちの物のファームウェアはどのバージョンでしょうか?

    • すいません、スパム判定されていたようで気づきませんでした…
      u-bootのバージョンと合ってるなら僕のやつはSHG0001W-D111.1.2.132ですね。
      更新してconsoleを消されたのかもしれません。その挙動はcmdlineのconsole=を消したときに似ている気がしなくもないです。
      どこまでログが流れているのかわかりませんが、Androidが起動しているようであればTXの配線ミスかもしれません。
      u-bootのコンソールまでしか表示されない場合は最近書いたArch Linuxのインストールをやってみるといいかもしれません。
      USBメモリがあればAndroidの環境を壊さずにいろいろできるようになりますよ

      • 返信が遅れまして申し訳ないです。
        自分の場合は、au Gallery無しで自宅の無線LANに組み込めたら
        繋ぎ直さずに便利だな、程度の動機だったのですが
        読んで理解が及ぶようならArch Linuxを試してみようと思います。
        ありがとうございました。

        • なるほど…
          u-bootのcmdlineにconsole=ttyS0,115200n8を付け足したら動くかもしれないのでまた試してみるといいかもしれません。
          でもArchもいいですよ
          ファイルサーバーぐらいならpacmanでsambaを入れるだけで完成します。

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